【勝縁を結ぶ】
平生(へいぜい)からおよそ善い物・善い人・真理・善い教・善い書物、何でも善いもの・勝れているもの・尊いものには、できるだけ縁を結んでおくことです。
これを勝縁といい、善縁といいます。
とにかく、折角善い人に会い、善い書を見、善い話の席につらなりながら、キョトンとしたり、欠伸(あくび)をしたり、そっぽを向いたりしている人間はだめであります。
うつけ者です。
大体そういう人間なら、諸君は決して事を共にしてはいけない。
そういう人間を友にしてはいけない。
むしろ何でもないようなことでも、耳を傾けたり、眼を光らせる人であったら、何か見どころのある人間なのです。
もちろん形骸(けいがい)は眠っておるようでも、魂が輝いておる人もおりまして、凡眼ではなかなか見わけがつきません。
安岡正篤一日一言―心を養い、生を養う
posted with あまなつ on 2009.12.11
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安岡先生のお言葉をかみしめる
忙中、閑有り
まさに座右の書
難しいがチャレンジして読んでみるべき本
「自分から」を思い知らされた。
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