【「孝」という字】


人間は進歩しようと思えば、統一がなければならない

教育とは何ぞやと言えば、つまるところは先輩・後輩と長者・少者の連続・連結の役目をなすものでなければならない。

要するにという字は、単に親を大事にして、親に尽くすという意味だけではなくて、親子・老少、先輩・後輩の連続・統一を表わす文字である。

そういうことを知って孝経論語を読むと、限り無い教訓がその中に含まれておることがよくわかる。


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